調査と事業の報告 - 最新エントリー
春からこれまで7回の学習会、そして市民対象の観察会を1回開催しました。以下にその概要を記しておきたいと思います。
●5/31 ガイドラインに関する学習会と観察会 参加:会員11名 ところ:白銀荘&十勝山系の生息地
●6/ 1 今年度分布調査の打合と十勝山系の生息地確認調査 参加:会員6名 ところ:生涯学習センター
●6/28 市民対象観察会のための現地検討会 参加:会員15名 ところ:白銀荘&十勝山系の生息地
白銀荘において本会顧問の小島さんから野生動物の餌付け問題に関する講義をいただき、議論した。またシンボルマーク公募に関する打合せも行った。
●7/26 市民観察会のための事前打合せと学習会 参加:会員10名 ところ:生涯学習センター
小島さんからガイドラインの根幹をなす「生物多様性保全」に関する講義を伺い、議論した。
●7/27 市民対象のエゾナキウサギ観察会 参加:一般19名、会員13名(引率・解説) ところ:十勝岳登山道
単なる観察会に留まることは避け、参加者にはこのような観察会も野生動物にとっては脅威となることを理解していただき、野生動物の生息環境におけるマナーについて対話をもつ機会とした。
●9/13 講演会 「崕山の自然保護10年のあゆみ」開催 参加者:一般15名、会員11名 ところ:市立富良野図書館
ガイドライン立案のための勉強会と位置づけ、さらに自然保護あるいは自然保護運動のあり方を10年を経過した崕山自然保護協議会に学ぶとともに、「生物多様性保全」とはどのような考え方なのか、市民と共に学ぶ機会とした。講師は崕山自然保護協議会会長の山岡桂司さん、同協議会委員で芦別市星の降る里百年記念館学芸員の長谷山隆博さん、当会顧問の小島望さんのお三方に登壇願った。
●10/11 シンボルマーク選考委員会の開催 参加者:23名(Web参加も含む) ところ:生涯学習センター
投票により上位10作品を選出後、決戦投票を実施。最優秀賞1点、優秀賞2点を決定した。結果は別ページ参照。
●11/2 ガイドライン学習会 参加者:会員10名 ところ:生涯学習センター
ガイドライン(案)を議論した。また決定したシンボルマークについて確認をした。
以上、これまでの事業に関する活動報告でした。次回は12月20日(土)に学習会を開催する予定です。

講演会「崕山の自然保護10年のあゆみ」の様子
当協議会が今年度実施した芦別・夕張山系の個体群分布調査は、9月6日、9月15日、10月3日の3日間に富良野市域2箇所、南富良野町域1箇所の3地点を実施しました。このうち、1地点が新発見、1地点は不明瞭、1地点は分布域の拡がりを確認することができました。今年度は協議会が立ち上がったばかりだったため、勉強会などが優先されたために、調査回数が少なくなってしまいました。
来年度については、現段階では4地点ほどを予定しています。なお、不明瞭であった芦別岳周辺の調査についても継続的に取り組みます。調査結果に関する現時点での公表は予定しておりません。ある程度の目処がたった段階で公表することになると思います。

調査地周辺の遠景
5月11日(日)の早朝から会員12名で、十勝岳方面へ観察会に行きました。登山道にたたずんで鳴声(ロングコール)を確認。さらにエゾイソツツジに無数 の食痕を見つけ、一部では溜糞を確認することもできました。約2時間ほどをこれらの観察に費やし、静寂の中連続音の数をカウントするなどして過ごしました。
観察会終了後は、次回調査訓練の内容などについて打合せを行い、調査候補地の選定や調査方法などが検討されました。具体的に詰めなければならないこと が盛りだくさん…といったところですが、次回以降からより具体的に動き出したいと考えています。
↓写真はエゾイソツツジについていたエゾナキウサギの食痕です。

3月30日(日)に十勝岳周辺の生息地を2名で下見してきました。会員のみの見学会を4月下旬ないしは5月上旬に予定しているため、現場を確認しようと行ったわけであります。
白銀荘からスキーで1050m付近までのぼり、ガレ場に到着。しかし…結局鳴声も姿も確認できませんでした。前日にうっすらと雪が積もっていたので、あるい は足跡をとも思ったのですが…。到着時間が若干遅かったからでしょうか…。今年は里と同じで、例年になく積雪が少ない状況でした。
このポイントには、4月中にもう一度訪れたいと考えています。

2月24日(日)に「ナキウサギの鳴く里づくりプロジェクト協議会」の設立総会を生涯学習センターで開催しました。
これに先立って、昨年 の12月に意見交換会を開催していましたが、総会にはこの折にご出席いただいた方に加えてさらに数名のご参加をいただき、会員20名での「船出」となりま した。少数ではありますが、自分たちのスキルアップを図りながら、徐々に仲間を増やしていけたらと考えています。
総会の中では、具体的な事業内容や調査地の選定、規約の文言、予算のあり方などについて、短い時間でしたが意見の交換がなされました。しかしまずは私たち会員同士がコミュニケーションを図ることが第一。最低でも月に1回は活動をすることになりました。
私たちの活動は環境教育、教育普及活動も目的の一つですので、市民の現地見学会などは夏か、遅くとも初秋には実施したいと考えております。詳細な日程・内容については、後日事業案内のページでご案内しますので、ぜひご参加下さい(ただし人数に制限がございます)。
また、後半勉強会では、川口短期大学講師の小島望さんから、エゾナキウサギに関する基礎知識をはじめ、調査方法などに関するレクチャーを受けました。春が待ち遠しくなり、早く現場へ行きたい!という会員もいたのではないでしょうか。
まちづくり市民財団